嫌な飲み会に行かなくても、友達が少なくても問題ない

人生における人間関係のウェイトは一般的に過大評価されていると思う。小さい頃から周りから絶えずに人間関係の大事さを口説かれてきたが、誰彼もなんで大事なのか説明してくれなかった。あたかもたくさん友達を作らないと生きていけない風潮で私は焦ったり、対策したりしていたが、とくに成果という成果を得られていない。

会社の集会に関して実際一緒に仕事している仲間、一緒に過ごして楽しい相手、もしくは業務の一環としての飲み会以外、私は可能な限りに参加しないようにしている。あくまで下位職員の自分は、積極的に顔を出してもメリット少ないからだ。また、確かにそういった集会では普段聞けない裏情報や噂をある程度収集できるが、知ったところで仕事に役に立つかと言ったらほとんどの場合関係ない。

強いていえば組織とのつながりが強まり、「私はうまくやっている」という安心感を得られるだろう。これもまたプラシーボ効果に過ぎず、飲み会の場であたかも一員として扱われても、職場に戻ったら相変わらず敬遠されることも十分ありえる。大阪時代、職場での立場は基本的に破綻した時でさえ、飲み会ではそれなりに一体感を覚えた。

人間関係が効くパターンは2つ存在すると考える。まず、家族や親戚といった近縁者間の互助、また一定の付き合いを経て確かな絆が存在する人間関係=真の友達の場合、頼み事があればうまくいく可能性が高い。このような関係は基本的にランダムに形成され、人工的に作ることが難しい(不可能ではない)。もう1つは、当事者の双方それぞれ価値のあるもの(スキルや情報など)を持ち合わせ、お互いのニーズにマッチし、「取引」が成立するシチュエーションだ。巷間言われる「人脈」はこちらのパターンであろう。

人間関係のどうのこうのを心配する前に、まず一歩引いてご自身の立場を考えてほしい。自分自身に人と交換できるだけのものを持っているか、入手したいものは本当にあの人が持っているか、そもそも人間関係が大事な職種、ポジションに居るのか。印象論に惑わされず、人間関係への投資を見直したほうがよいかと思う。

仕事にプラスな人間関係は作りたければできるものではないというのは私の持論だ。無理して一時の関係を形成できても、長続きしないし、何かしらのメリットに換金できるのはとても思えない。まして、明確な目的もなく、後先を考えずに会社の集会に参加するのはコスパが悪い。下位職員であれば、成果物のクォリティと仕事の主体性のみ評価され、部下が居れば、部下へのマネージメント力も少々見られるぐらいだ。

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