昨夜、ある日本人の方から「中国語は一字では意味を持たない漢字もあります」という説を聞きました。彼は「月」と「星」この2つの例を挙げました。けれど、やはり違和感を感じます。実際チャイ語では「月」、「星」という名詞は勿論のこと、助詞、連帯修飾語である「在」や「的」という感じもちゃんと意味がありますよ。
その場で、相手に「明月」という表現を言って、相手を気づかせたかったですが、あの方は相変わらず自分の主張を守ります。無理矢理で、かつしつこくて、「一応、私はチャイ人ですから」とまで言ったらやはり失礼極まりないかと思ってやめました。
かつてツイッターでこの手を巡って論議した記憶があります。そこでの議論を大まかに伝えると、昔のチャイ語は「話し言葉」と「書き言葉」が明確に分けられていました。近代に入った後、従来の書き言葉「文言」は消えたとは言え、漢語は表音文字になるわけではありません。表意と表音の機能は同時に存在すると言われます。
という訳で、もし女の子の名前は「~月」と呼ばれたら、ぼんやりの代わりに、すぐ「Moon」の意味が読めます。これは表意の機能です。一方、欧米人の名前の「Mike」をチャイ語では「麥克」と書いて、「マイク」とそのままの意味で表音で訳します。
意外と漢語は表音だと思う日本人が多いように思ったため、やはりこの度、少し言及したいと思いました。自分はチャイ語の専門家ではないので、あくまでいちネイティブとしての意見を言っています。もし何か間違いもあるかと思いますが、ご了承ください。
