今夜、計量経済の宿題をしながら、「江分利満氏の優雅な生活」という昭和の映画を観ました。1963年公開された作品で、あの時オヤジも生まれなかって、ずいぶん古い作品だと思います。英語の字幕だけが、なんとか大体何かが話してたか分かりました。
江分利満=えぶりまん、つまり「Every man」、皆さんのことを指しています。主人公エブリさんは古典的な昭和30年代のサラリーマンです。そしてある面で、平均以下のサラリーマンだったと思います。仕事力は適当で、酒癖が悪くて同僚の間あまり好評されませんでした。
このような主人公を通じて、観衆に当時のことを紹介しました。例えば、主人公の部屋は立派な社宅で、この前、冷蔵庫、テレビとステレオ(多分電子蓄音機の事ですかな)を購入しました。この後エアクーラーもまもなく買いたいということでした。当時の日本は既に豊かになったことを分かりました。もちろん戦時中のことをよく言いました。例えば、父親は実業家として、戦争のお陰で一時儲かっていましたが、戦後借金しか残っていませんでした。主人公も自ら銃を構えたことがありました。露骨に反戦の意欲を表すセリフもあります。「もうやめてくれよ」、「もし息子を兵隊に送ったら、私と妻は死んちゃうよ」(名前略)という風なのです。
終盤の部分は人に見せる映画として酷いでした。エブリさんは酔っ払って、強引に同僚たちに自分のことばかり聞かせました。エブリさんの同僚と同じ、観衆もやむを得ず長いつまらない話を聞けばなりません。非常に恥ずかしいやり方だと思います。だって、自分のことを話すばかりで人に迷惑を掛けるばかりではないですか?ついオヤジの事を覚え出しました。オヤジは春節に親戚の集まりにも、そういうことをやってしまいました。中々(なかなか)恥ずかしいでした。Wikiによると、このシーンは監督の独断で、事後指摘されただけではなく、商業映画としてあまり人気なさそうみたいでした。
個人的に、面白いだと思います。よく笑いました。当時の人にとって、日常に過ぎない物語は我々にとって不思議なことばかりです。そして100%生の昭和映像ですし、その時代をちゃんと勉強できます。例えば、あの時は既にカルピスが流行るようになっていまして初めて知りました。
