小さい時、成績いい人、何かすごいことができた人の話を聞いた時、その人の頭がいいからできたかなと思っていた。しかし、今の自分に言わせると、学歴、資格と成績ぐらいのものは、できるかできないかという問題に関してその人の賢さというより、どれぐらい時間を費やしたのほうが結果を決めてしまうと考えている。一部真の天才、いわゆる「ギフテッド」の人を除けば、賢さは大して変わらない。同じスタートライン、同じ勉強法で取り組むと、費やした時間の違いが差を付ける。
社会人になってから、有効に支配できる時間がどんどん減っている。学生時代みたいな、その気になればなんでもできる万能感が消え去った。とくに結婚以来、家族のために使う時間ができたのに、家族に合わせて早めに寝なければならないため、可処分時間の総量が減った。睡眠時間を簡単に削れなくなった。学生時代より自由に使える時間は多く見積もっても2〜3割程度かと思う。賞を取った人がスピーチでまず家族に感謝する気持ちも分かってきた。それはそうだ。家族がサポートしてくれない限り、作業に没頭できず、賞を取るほどの大作ができない。
状況は絶望的ではない。仕事、家族と自分の時間は全部全うする余地はまだ残っている。ダイエットの摂取を減らして消費を増やす繰り返しと少し似ているが、いかに可処分時間を創出し、その時間を無駄にしないのはポイントだ。
出社で自由な時間を創出
可処分時間を創出するために、必然的に労働時間か、家族サービスのたの時間を減らすしか方法がない。ここでまず労働時間に着目して語ってみたい。私は自制心が弱い人なので、在宅勤務の時にどうも業務だけに集中できず、業務外のことをやってしまう。家事などの生産的活動はまだしも、ときにゆっくり映画を観てしまうこともある。結局仕事もやらなければんらないから、だらだらして意味のない長時間労働につながっている。しかも、このように自分のせいで長時間労働になった場合、やはり残業代を請求しづらい。
出社すれば、業務に集中することは可能になる。まず映画を観ることがないし、ついつい家事をやることもない。確かにしょっちゅうトイレかスターバックスに逃げ込むのだが、総じていうと効率的に業務内容にコミットできる。在宅勤務と比べて、明らかに出社のほうがメリハリをつけやすい。出社のメリットは決して効率がいいだけではない。このテーマに関して改めて別の記事にもう一度詳しく触れたい。
Twitterを規制
Twitter、ないしあらゆるSNSを規制することは時間の確保で避けて通れないテーマだ。いつでもどこでも、ついにTwitterを観てしまい、ただでさえ足りない時間をさらに無駄にしてしまう最大の原因となる。2011年初期からTwitterを利用してきた私にとって随分古いトピックになっている。事実、私はTwitterからの離脱を何度も試みた。無論、Twitterをやめる度に一時的な成功を納められても、いずれも失敗に終わった。
Twitterを通じて様々な人に出会い、学生時代の人間関係を維持する道具でもある。気になる人の近況とつぶやきをフォローしたり、世間のトレンドをアップデートしたりすることに価値があるが、必要以上に時間を溶かしてしまうことも事実だから、Twitterにメスを入れるしかない。昔の失敗経験と合わせて考えると、今更完全にTwitterをやめることはもはやできないと思う。安直にアカウントを削除して後ほど後悔するより、うまく利用時間を制限するのが正しい道かもしれない。
最初は、平日にiPhoneをやめてガラケーを使おうと考えていたが、確かにTwitterをブロックするに役に立つけど、LINEもできず、おサイフケータイも付いていない今どきのガラケーだけ使うと、それもそれで生活上に不便が増えて、本末転倒なような気がする。今取っている手段はシンプルだ、iPhoneからTwitterアプリをアンインストールすること。信じられないことに、それだけで私はもうだいぶTwitterを見なくなった。iPadやパソコンを使わない限り、そもそもTwitterを開こうと思わない。
時間は金より貴し
12月のある日、私は自宅からタクシーを拾って法務局に行った。法務局は駅から離れた九段南にあり、九段下駅から降りても、竹橋駅から降りても結構歩く。電車に乗る場合、打ち合わせの時間にちょうど間に合うかどうかのタイミングに、思い切ってタクシーを選んだ。タクシー代は1,800円かかったが、予定より10分前に法務局に到着できた。法務局の打ち合わせは予想より長引いて今度会社での用事に間に合わなくなった。再びタクシーを利用して、2,000円で会社まで走ってもらった。一日4千円弱のタクシー代を使ったが、お陰で大きな支障がなく2つの用件に間に合えて、むしろこれほどお得なものがないかとありがたく思った。
