おそ松くんとおそ松さん

最近、いや、ここ数年で私が観たアニメは極めて少ないです。年を取ったのも原因の1つかもしれませんが、なんとなく観る気はありません。ですが、「おそ松さん」に夢中になっています。

最初の印象はおそ松立ちは「ドラえもん」ののび太と似て過ぎではないかでした。後で調べたら、どうやら作家たちは同じ時期、噂のあのトキワ荘に住んでいた仲間同士だというのです。

第一話、白黒のオリジナル風のおそ松たちが出てきて、新時代に人気を取るため、変化を求めたいと言われていました。そして、作風が一変し近代化しました。ありきたりの平成20年代の学園青春物語になってしまいました。その時、「うわぁ、クサくなったじゃん」と心の中で悪評しました。結局、なんとそれはだたのネタでした。本物のテーマ曲が始まって、これは良いアニメだと判りました。

「おそ松くん」は日本でかなり有名な漫画だと聞いて、この前アニメ版を観ました。流石に古き良き時代感じいっぱいなのです。白黒の画面、昭和特有の声と響き。びっくししたのは、はた坊とか他よ~んとか、そしてシリーズに欠かせないイヤミ、彼らの声は今の「おそ松さん」のとそっくりだと思います。なぜでしょうね。同じ声優の可能性とは思えません。

そう、キャラの名前も面白いです。各々の特徴を示していますね。はた坊は常に日の丸を頭に刺し、ダヨーンの口癖は「ダヨーン」で、デカパンはでかいパンツしか履いていなく、イヤミの名前は昔「井矢見」と表記されていましたが、実は「嫌味」でしょうw。

因みに、6つ子の名前はなかなか覚えにくいと思います。けれど、大体どんなヤツがいたか分かります。そう言えば、6つ子を養うために、相当苦労したのではないですか。もう段々大人になってきている私の所に、6つ子をやってきたら流石に厄介なことになると思いますね。

「おそ松くん」は普通の子供向けアニメですが、大人が観ても面白いところも少なくありません。昭和人の考えと生活を観察できて大変重要な参考資料だと思います。そして、旧軍おじいさんと海軍テーマも出てきますし。今のアニメから想像できないことでしょう。子供向けのアニメなので、9割強のセリフが聞き取れます。

「おそ松さん」は完全に生まれ変わった作品です。そして一部のシーンは人によって大人でも受け入れられないはずだと思います。けれど、流石に時代を把握している素晴らしいアニメだと思います。そして、この作品はある程度日本人の縮図として扱えると思います。古い枠を継いで、新しい中身を作ることとはとても素敵だと思います。

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