最近海外に行くことになり、MTが主流である現地事情を受け、ふと限定解除を考え、とりあえず値段を調べることにした。以前免許を取った中央自動車学校のホームページを検索してもなかなかヒットせず、「中央自動車学校 木場」というキーワードで検索して初めて中央自動車学校が2022年3月末に閉校したことを知った。
閉校自体は2021年11月あたりにアナウンスされたから、私が中央自動車学校で免許を取った半年後の出来事だった。それほど愛着がなかったはずだが、一抹の寂しさを覚えた。そもそも、在学中だった私はかなり態度が悪くて車校に通うことにめんどくさっていた。ペーパーテストが落ちて再受験したし、実技も再受験で辛うじて合格した。後になって自分も驚いたが、ある日タクシーで車校に通った際に、イライラさを抑えきれず、タクシー運転手に当たった記憶もいまだに忘れられない。
今も別の問題を抱えているが、当時の自分は内面的に様々な問題があった。20代後半で初めて免許を取得しようとする屈辱感、彼女に振られて婚活もうまく進まない焦り、初任給高い仕事に就いたものの放置されていた不安な日々。そんなくだらないプライドを捨てて、もっと素直に車校を楽しむべきだったと今になって思った。少なくとも、無駄に抵抗感を持っていたのはダメだったと思う。実際免許の受験もスムーズ行かず、余計に時間を費やしてしまった。
中央自動車学校の跡地に大規模賃貸マンションを建てるらしい。上京してから東京は常に変化している。思い出の場所はどんどん減り、その度に心が揺さぶられる。神保町の三省堂本店、1階の雑貨、勤務していた2階のカフェと地下1階のドイツ料理のお店が一気に消えた。いつの間にか閉店した茅場町の牛まい豚まい、韓国人おじさんの家庭的な接客がなぜか懐かしい。
