大学院に入ってまだ1か月ほどなのに、いきなり就活ムードになってしまいました。駒場でダラダラしていた時期を含めても、今の学校との付き合いは僅か半年に過ぎません。それにも関わらず、これからの進路を考えなければならなくなりました。
きっかけは同期の1人の中国人留学生です。彼は4月末の時点で就活を始めたと周りに公言しました。私は、「単なる意識高い系の騒ぎだ」と思い、良い気持ちはしませんでした。でも、GW明けにある日本人の知り合いに「外資コンサルの募集はもうすぐ始まる。年内に内定をもらうのも可能だ。お前らは気をつけよう。」と言われました。とても信じられないので、すぐパソコンで色々調べてみました。するとそれは本当でした。大手監査法人のPwCはマイページの登録を解禁しました。モルガン・スタンレーのインターン説明会も近いうちに開かれます。
この事実を受けて、私の気持ちは急変しました。今まで考えていたこと、周りの同期と仲良くするとか、学校からの帰り道で映画を観るとか、どれもがとても小さくくだらないことのように思えてきました。だって、私の準備はまだ全然できていません。相変わらず中途半端な日本語を喋っていますし。切札としてこっそり米国公認会計士試験を勉強していますが、全く進歩していません。公認会計士のところか、まだ簿記3級のところに留まっています。今のように思い始めると、焦ってきました。経団連に所属しない外資たちは早い段階で内定を出すという噂が、ずっと前から耳にしました。しかし、いきなり目の前のことになって、平気で受け入れる訳がありません。
冷静に考えると、やはり大学院は学部とは違うと思います。学生とは言え、準社会人のように位置付けられているようです。修士課程でしたら在籍期間は2年間しかないですし。学部生のように暢気に過ごすことができません。留年、不登校、浪人、追放、留学、院試、様々な困難を乗り越えてついに一息ついて普通の学校生活を送れると思ったらまた戦わなければならなくなりました。それはそうです。もうこんな年になりましたし。一度失ったモノは既に取り戻せない感じがしました。今まで通りに希望を未来に掛けるしかありません。
