読売新聞の購読をやめた

10月末から読売新聞を購読してきたが、先日配達停止を申し入れた。読者歴が数ヶ月程度にとどまっているが、勝手ながら読売新聞の将来を心配する。購読をやめた理由はいくつある。記事内容にあまり満足できていないこと、購読しなくても読売のページで8割〜9割の記事を読めること、そして毎日の宅配新聞がストレートにごみ袋に入るようになっていることだ。

購読のきっかけ

そもそもなぜ読売新聞を購読したかというと、共同生活が始まり、つれと2人で一緒に読む新聞を購読するためだ。日経新聞もつれに提案したが、経済新聞以外の記事も読みたいという要望を受けて、彼女の意向で読売新聞にした。

読売新聞といえば、かの産経新聞より右寄りを言われる。社説と報道の角度から見ると確かに右寄りであった。ただ、産経みたいに攻撃的、炎上しやすいタイプの報道ではないと思う。極めて健全で、自分のイデオロギーにフィットしている。

新聞ならではの良い所

久々紙の新聞に触れて一番の印象は、ネット新聞と比べて断然読みやすく、短時間で多くの情報を受け取れれるところだ。紙面の編集に工夫を感じる。同じテーマの記事が一箇所に集中しているのが特徴だ。気になる記事はもちろん、そうでないニュースでも紙面をめくる間に見出しだけ自動的に頭に入る。普段絶対クリックしない投書欄も真剣に読むようになった。こうやってサクサク紙面をめくって一日の新聞を読むに15〜20分しかかからず、ネット新聞をダラダラ読むより効率が良い。

時代遅れの購読システム

配達なしの電子版を選べる日経新聞と違って、読売新聞を購読するために配達が必須である。もちろん読売でも一応「電子版」を用意している。購読者は「読者会員」として読売のウェブサイトで限定記事にアクセスができ、それの「紙面ビューアー」を通じて朝刊も読める。

限定記事の数はかなり限られている。しかも社説やコメント系記事が中心で、とくにお金を払うまで読みたいものではない。ほとんどの記事がフリーに読めることに強烈な違和感を覚えてしまう。それなら別に購読しなくても良かったのではという気持ちは最初からあった。

「紙面ビューアー」はブラウザベースのツールで、使い勝手がいまいちだ。とくにスマホでは少し使いづらくてあまり利用していなかった。

記事内容

記事関して総じていえば、広い・少ない・薄いという印象を受けている。社説と投書欄以外、一般記事で強いジャンルがないように感じてしまう。全国紙という属性から、広範囲にジャンルをカバーしているだろうか。個人的にためになる記事が少なく、時間つぶし系のコンテンツが多いと思う。

読売を購読したところで、無料会員として日経新聞で国内ニュースを読み、WSJやBBCで国際ニュースを確認するというパターンが変わらなかった。日経新聞電子版を購読すればよかった気持ちが何度も湧いても、読売が役にたった覚えはなかった。

読まれない宅配新聞

毎朝送られてきた宅配新聞は誰にも読まれないまま、ごみ袋に直行するようになった。清潔に厳しいわが家にとって、はっきりにいって紙の新聞は邪魔者扱いにされてしまった。丁寧に折りたたまれた新聞は一度も開かずに、そのまま捨てられるなんてあまりにも哀れだった。私はついに購読をやめることを提案した。つれもあっさり賛成してくれて、どうもお互いは向こうから言われるまで待っていたようだ。

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