会社がホワイトすぎて逆に不安になりました。自社だけの話ではなく、基本的に業界全体がそのようで、上位の会社であればどこでもさほど変わりません。他業界と比べて全然仕事が少なく、時間にも追われていないです。その割に世間的に高給を貰え、もはや就活の穴場ではないかと常々思います。
コロナ入社組なので、元々未だにテレワークに囚われるところはずでしたが、自分の強い要望から出社の「特権」を得ました。それにも関わらず、人間関係と社内政治から少し負担を感じられたとしても、仕事からのストレスをあまり感じられず、総じて働きやすくて不思議に思えます。もちろん繁忙期もありますが、平日には商社一般職並みの仕事か、暇つぶしかしか大した仕事がありません。
たまたま配属が良かっただけではないかと思いましたが、先輩にいろんな話を聞いたり、同業者の本を読んだりして同じく感じる人は自分だけではないことを知りました。外勤の人たちはきっと辛いだろうと勝手に想像してましたが、結局全国転勤とお客様の機嫌を取る以外、一向に楽だったみたいです。外勤であるだけで手当てを貰えるだけではなく、クルマや駐車代などがセットできます。外勤ですから、施設に訪問しない暇な時を完全に私用で使えます(買い物など)。下手したら我々内勤より快適かもしれません。
このような業界なのですが、最近読んだ本はそれを「楽園」とまで呼びました。この「楽園」は永遠に続けていければ、それもそれで良いのですが、どうも直感に反します。そして、ちょうどこの2、3日、業界最大手の武○薬品がリストラに動き出したニュースがありました。ネットの噂によると、規模は千人程度といいます。外勤中心のリストラとはいえ、内勤スタッフも一応対象者になっています。
私は現状に対してものすごく警戒しています。以前の経験もありますが、この世には「楽園」が存在すること自体を否定しているからです。この現状は、滅亡へ誘惑しようとする綺麗な毒キノコのようなものではないかと考えています。事実、この業界の快適さを慣れた中堅社員はいざリストラされ、他業界では使えないものになることが多いです。
一歩引いて、その革命的思考回路を置いておき、「楽園」の存在を認めるとしましょう。では、簡単なお仕事をして楽にお金を貰ったらそれで本当に良いのでしょうか。他人の前で、胸を張って自分の仕事内容を言えるのでしょうか。
これから、スキルの劣化を防ぎ(もはや大した成長を望めない)、資格勉強のモチベーション維持も兼ねて擬似転職を検討します。本当に転職することに限りないですが、あたかも転職したいように真剣にそちらに向かって様々な準備をします。
